私の大好きな探偵

仁木悦子

「私の大好きな探偵 仁木兄妹の事件簿」

主人公は中学生の女の子と大学生のお兄ちゃん。

この二人の行く所、ポアロさながらに殺人事件が起きるw

カバー絵からも昭和の薫りがしてくるが、

「傷痍軍人」とか「戦争孤児を引き取って小間使いにしている」などの

言葉が出てきて、いつ頃の話かと後ろの方を読んでみると、

昭和30年代の出版である。

そう言えば子供の頃、新宿駅近くの広場では、

靴磨きのおばちゃん達の隅にゴザを敷いて、

傷痍軍人が座ってお金を乞うていた。

最近は「思い出横丁」などと呼ばれているところは、

「ションベン横丁」と言われていて、

強烈な悪臭を放っていて近寄るのも大嫌いだった。

そんな昔を思い出した本である。

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